おはようございます!
半熟のゆで卵が好きな塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工膝関節置換術とリハビリテーションについてです。
あやこさん
人工膝関節置換術の手術後のリハビリテーションはいつから始めるのですか?
塗山先生
今日も質問ありがとうございます!早速答えていきましょう!
答えは・・・
今でしょ!ではなくて・・・(ネタがだいぶ古い!笑)。
午前中に手術を行った場合には、当日の術後3時間後から歩行を許可しています!
午後に手術を行った場合には、翌日の朝から歩行を許可しています。
基本的には人工股関節置換術後も人工膝関節置換術後も、リハビリプランは一緒です。
とにかく術後早期に離床することによって、臥床している時間を少しでも短くするようにしています。
早期離床によって、血栓症の発生の予防しています。
実際にリハビリ室に行って、歩行訓練などのリハビリテーションを始めるのは翌日以降になります。
手術当日は尿を排出する管(バルーン)が入っていますが、翌日の朝には抜いてしまいます。
水分補給や抗菌薬の点滴も翌日には終わりです。
そして、手術後の退院の目安は
・杖歩行が自立していること
・階段昇降が可能なこと
になります。
でも、退院したからといって、そこでリハビリは終わりではありません。
退院後もしっかりリハビリを継続することが重要です!
そうです、リハビリを継続する事が重要なんです!
わかりましたか~?わかりました?わかりましたよね?(笑顔)
現場の塗山からは以上です!
リハビリをどれだけ頑張るかはあなた次第です!私はずっと応援しています!
「やる気スイッチ押しませんか?」
やる気スイッチをついつい探してしまう整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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