おはようございます。
入院は一度しかしたことがない塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工膝関節全置換術の入院期間についてです。
人工膝関節全置換術を受けた際には、どれくらいの入院するのでしょうか?
入院期間は病院によって設定期間が異なります。
当院(世田谷人工関節・脊椎クリニック)では、人工膝関節全置換術の場合には、
・片膝を手術した場合は術後10日
・両膝を同時に手術した場合は術後14日
で退院日を設定しています(2023年4月現在)。
実際には膝の機能の回復が良ければ、退院日を早めることは可能です。
ただし、もちろん膝の可動域がしっかりと確保されていることが重要です。
反対に術前の膝周囲の筋力がかなり弱い場合には、リハビリ病院に転院になる可能性もあります。
一般的には、人工股関節置換術後よりも人工膝関節置換術後のリハビリのほうが辛いと言われています。
ですが、リハビリをやらないわけにはいきませんから!!
折角手術をしたのに、リハビリを頑張らなかったらもったいないです。
もったいないショートケーキが出てしまいますよ!笑。
術後のリハビリを頑張るか、手を抜いてしまうかで機能の回復が変わってきますから。
しっかり頑張りましょう!!!
手術が終わったら私は応援することしか出来ませんが(笑)
手術を受ける皆さん、頑張って乗り切ってください!
ガンバレー!!ガンバレー!!
術後のリハビリは本当に大事!
「そんなにナースコール連打しないでください!」
自分の膝が一生もつのか不安がある整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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