おはようございます!
日本生まれ日本国籍の塗山正宏です。
将来は海外に移住するかもしれませんが笑。
今回のテーマは
変形性股関節症と日本人についてです。
変形性股関節症は、股関節の軟骨が少しずつすり減っていき、徐々に股関節が変形し、股関節の痛みが生じてくる病気です。
変形性股関節症は、日本では女性に多い病気です。
私の外来を受診される患者さんも、圧倒的に女性が多いです。
では、ここで質問です。
「変形性股関節症は日本人に多い病気なのでしょうか?」
実は日本よりもフランスの方が約2倍の有病率というデータがあります。
また、イギリスも日本より有病率が高いというデータがあります。
アジアでは、韓国や中国と日本を比較すると、大きな有病率の差はないようです。
というわけで、変形性股関節症は決して日本人に特有の病気ではないことを、わかっていただけましたでしょうか?
少しでもわかってもらえているのであれば幸いです(笑顔)。
実際、病気は人種間でなりやすい、なりにくいというのはありますから不思議ですよね。
遺伝の影響もあったりしますからね。
病気にはなりたくないもんです!
変形性股関節症は決して日本人に特有の病気ではない!
「数の子食べすぎて痛風にならないように気を付けて!」
数の子のプチプチ感が好きな整形外科医の山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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