おはようございます。
1年に1回歳を重ねさせてもらっている塗山正宏です。
今年も1回だけ歳を貰いました!
いや、もう要らないんですけど?笑
本日のテーマは、
人工股関節置換術と高齢者についてです。
まず、高齢者って何歳からなんでしょうか?
WHOの定義では、
・65歳以上の人のことを高齢者
・65~74歳までを前期高齢者
・75歳以上を後期高齢者
とされています。
日本での高齢者の割合は2021年に約29.1%になっていて、世界で最も高い水準のようです。
約3割ですもんね。
では、「高齢者に対して人工股関節置換術は有用なのでしょうか?」
はい!はい!はい!私が答えましょう。
高齢者に対して人工股関節置換術は有用です。
しかし、注意しなければならない事もあります。
高齢者になればなるほど、内科的疾患を抱える事が増えます。
具体的には、心臓疾患、肺疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、脳疾患、血液疾患、認知症など様々な病気を抱えることが増えます。
それらに注意しながら、管理をすることが重要になります。
人工股関節置換術を受けるにあたっての年齢制限はありません。
高齢だからといって、股関節の痛みのために生活レベルが下がるようであれば、人工股関節置換術によって歩くことが出来る身体にすべきでしょう。
歩行が出来なくなると、体力が目に見えてどんどん落ちていきますからね。
歩行が出来なくなると、寿命がどんどん縮まってしまいますからね。
そのためには、股関節の痛みを取って健康寿命を少しでも伸ばしていきましょう!
高齢だからといって諦める必要はないですから。
高齢者にも人工股関節置換術は有用である。
「サムギョプサル!」
久しぶりにサムギョプサルを食べてみたくなった整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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