おはようございます。
あぐらをかくのは嫌いではない塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術とあぐらについてです。
胡坐と書いてあぐらです。
本気と書いてマジです。
憂鬱と書いてゆううつです。
変形性股関節症の患者さんは、変形が進行するにつれて股関節の可動域が狭くなっていきます。
股関節が曲がらない、開かないようになってくると、股関節の可動域制限のために靴下をはくのが困難になってきます。
また、足の爪切りも困難になります。
これって凄いストレスですよね・・・。
人工股関節の手術を受けることで、股関節の可動域を拡大させて、自分で靴下がはけるようになることはとても重要です。
靴下がはけるようになるには、股関節の屈曲(まげる)と外旋(外にひらく)の可動域が重要になります。
手術後にこれらの動作を行いやすくするするために、胡座の姿勢を取れる様にします。
そうです、術後はあぐらをかく練習をしていきます。
あぐらをかけるようになると、自力で靴下がはけたり、足の爪切りが出来るようになります。
これが出来るかどうかって生活するうえでは全然違いますよね。
手術後は、リハビリによってあぐらがかけるようになりましょう!
術後はあぐらをかけるように、可動域をひろげていきましょう!
「1日1回瞑想はしましょう」
あぐらをかいて精神統一するのが好きな整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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