おはようございます。
鉛筆もお箸も右手に持っている塗山正宏です。
今回のテーマは、
人工股関節置換術の手術中のメンタルについてです。
人工関節の手術を行うにあたって、私が大事にしている事があります。
それは、いかに平常心で手術をするかということです。
そうです。
メンタルです。
心・技・体。
スポーツでもそうだと思いますが、手術においても心・技・体は非常に重要です。
心が乱れていると思わぬ手術中のトラブルに対応ができません。
常に冷静な心があれば、手術中に何が起きても冷静に対応することが可能なのです。
ぶれない心。
平常心。
不動心。
冷静な判断。
焦らない。
手術が得意でない人の特徴として、精神的に安定していないことがあります。
精神的に安定しないと、ちょっとしたトラブルがあると我を忘れてしまい手が止まってしまいます。
ついつい焦ってしまうんですよね。
そうすると、手術が全然進まなくなってしまう場合や、手術が上手くいかないイライラを看護師にぶつけて怒鳴ってしまったり・・・
また、昔は器具を投げつける先生もいたりしました・・・(笑)
思わぬトラブルが起きたときにこそ、人間の本性が現れますからね。
そんなメンタルでは良い手術は出来ません。
そういう先生、意外いたりしますからね…。
それじゃダメ!
何事にもメンタルの安定は大事!
「ゆでたまごは半熟派」
毎日たまごは必ず食べている整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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