おはようございます。
5月病になりそうでならない塗山正宏です。
今日のテーマは、
人工膝関節置換術のリハビリテーションについてです。
私が行っている人工膝関節置換術のリハビリの流れは以下のような感じです(2023年5月現在)。
術前、術後のおおよその流れは上記のようになります。
・片膝の手術の場合は、術後10日目で退院
・両膝の手術の場合は、術後14日目で退院
になります。
術前は可能な範囲で、ストレッチ&筋トレをしましょう。
膝関節の可動域が少しでも保たれるようにストレッチ、そして膝関節の周囲の筋力が少しでも保たれるように筋トレをしましょう。
人工膝関節置換術では、あくまでも膝関節の変形が治るだけで、周囲の筋肉などの軟部組織は治りません。
膝関節周囲の筋肉の柔軟性、筋力を改善させるにはリハビリしかありません。
リハビリを怠れば、膝関節の機能回復は得られませんからね。
手術とリハビリはセットですよ!
手術を受けて、さらにリハビリを行う事によって、良好な機能回復を得る事が出来ます。
そうなんですよ。
リハビリをしっかりと頑張る事がとても大事なんです。
特に股関節よりも膝関節のほうが回復に時間がかかる傾向がありますから。
焦らず、焦らず。
焦りは禁物ですよ!
地道に日々リハビリを繰り返すのみです。
ここのところ、中間テストに出ますよ!
赤線の波線をひいておいてくださいね!笑
人工関節手術とリハビリのコンビネーションが大事。
「ターバン野口英世」
満月を見ると狼になってしまわないか心配な整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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