おはようございます。
毎日1日1回は大腿四頭筋を意識しながら生活している塗山正宏です。
太ももの筋肉は大事ですからね!
今日のテーマは、
変形性膝関節症とX線検査についてです。
膝関節が痛い時に病院やクリニックを受診した際に、一般的に行われる検査としてX線検査があります。
レントゲン検査、X線撮影とも言いますね。
X線検査は、エックス線を目的の物質に照射し、透過したエックス線をフィルム・イメージングプレート・フラットパネルディテクターなどの検出器で可視化することによって、内部の様子を知る画像検査法の一種です。
ちなみに、1895年にドイツの物理学者であるヴェルヘルム・コンラッド・レントゲン博士(Wilhelm Conrad Röntgen)によってX線は発見されたそうです。
レントゲン博士は、X線を発見した功績を称えられて、1901年に第1回ノーベル物理学賞を受賞されています。
凄い発見ですね。
というわけで、やっと本題に入ります!
変形性膝関節症の一般的な検査は、まずはX線検査になります。
変形性膝関節症の病期分類です。
写真の右にいくにつれて重症度が高くなります。
変形が進むにつれて、内側の関節の隙間(専門的に言うと関節裂隙)が狭くなっていきます。
変形が進むと軟骨がすり減っていくため、関節の隙間が徐々に狭くなります。
変形性膝関節症は変形が進むにつれて、痛みが強くなり、可動域が狭くなっていきます。
膝が曲がらなくなり、伸びなくなっていきます。
正座が困難になり、膝が常に曲がったままの状態で歩くことになります。
膝が常に曲がったままの状態で歩くと、徐々に腰も曲がってきてしまいます。
いかにも高齢者的な歩き方になってしまいます。
そうならないように、膝関節の症状が出てきたら、早め早めに対処していきましょう!
変形性膝関節症が進行すると、関節の隙間が無くなってくる!
「たこやきは銀だこ派」
誰になんと言われようと今のところは銀だこ派だと言い続ける整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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