おはようございます。
たまに筋トレのし過ぎの影響か膝が痛くなる時がある塗山正宏です。
ま、たまにですけどね!(^^)/
今日のテーマは、
変形性膝関節症の膝関節の可動域についてです。
変形性膝関節症は進行するにつれて、膝関節の可動域が狭くなっていきます。
元々正座が出来たのが、膝が曲がらないために正座が出来なくなります。
膝関節の変形が進むと、膝が曲がらないだけでなく、膝が伸びなくなっていきます。
膝が伸びないというのは、膝を伸ばしても膝の裏が床にくっつかないという状態です。
正常の可動域があれば、膝を伸ばせば、膝の裏は床にくっつきますからね。
膝が伸びなくなってしまうと、歩行する時も常に膝が曲がった状態での歩行になります。
そうすると、歩行時のバランスが悪化し、歩行時の姿勢が悪くなります。
膝関節の可動域が狭くならないようにするためにも、膝関節のストレッチは欠かさないようにしましょう。
一度、膝関節が硬くなってしまうと元に戻すのは大変です。
そうならないためにも、日々継続的に膝を曲げて、膝を伸ばすようにしましょう。
できるだけ膝関節の可動域を保つようにしましょう。
もし、膝の可動域が徐々に狭くなるようであれば、手術を検討したほうがいいでしょう。
手術前の膝関節の可動域が狭いほど、術後の可動域の回復は悪くなる傾向があります。
そのため、手術前の可動域が狭くなりすぎないうちに、手術を受けるのが良いでしょう。
少しでも膝関節を良い状態に保って生活していきましょう!
変形性膝関節症になったら、膝関節の可動域が狭くならないように注意しよう!
「電話にでんわっ!」
オヤジギャグは別にキライではない整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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