股関節151 変形性股関節症に対して杖は有効か?

杖 股関節

おはようございます。
足の骨折はしたことない塗山正宏です。
今後も骨折はしたくないですね!




本日のテーマは、

変形性股関節症に対して杖は有効か?についてです。




変形性股関節症で痛みが出てきた場合に、痛みを緩和させる方法として、歩行補助具を使う選択肢があります。

歩行補助具とは、簡単に言えば歩行器の事です。

歩行補助具を使用することによって、疼痛、歩行バランス、歩行能力が改善します。

杖を使用すると、股関節にかかる負担が1/2~1/3になるとされています。

股関節にかかる負担が減ることにより、股関節の疼痛が緩和されやすくなります。

また、杖の使用によって、歩行時の骨盤や体幹の動揺を軽減させ、歩行バランスが改善します。

ただし、ずっと杖を使いつづけていると、筋力が低下するリスクがあるため、長期の使用には気を付けたほうが良いでしょう。

変形性股関節症は治る病気ではないので、杖を使用しないと歩行するのが困難になってくるようであれば、根本的な治療を検討したほうがいいでしょう。

杖の使用はあくまでも一時的なものにしたほうが、筋力の低下を最小限に抑える事が出来ると思います。

ただし、高齢者で筋力低下が強い場合には、転倒リスクを考慮し、杖や歩行器などの使用を継続したほうがいいでしょう。

無理は禁物ですから!





変形性股関節症で痛みが強い場合には、杖は有効である!

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「鍋奉行ってあなたのことですか?」

たまにしか鍋は食べない整形外科医の塗山正宏でした。



ジョイントフィットネス

塗山正宏監修のリハビリジム

【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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