膝関節46　変形性膝関節症と筋トレ

おはようございます。
ハムストリングスのストレッチが腰痛に有効だと感じている塗山正宏です。

今回のテーマは、

変形性膝関節症と筋トレについてです。

変形性膝関節症の治療のひとつに「筋力トレーニング」、略して筋トレがあります。

では、どこの筋肉を鍛えればいいのでしょうか？

そうです、一番膝にとって重要な筋肉は大腿四頭筋です。

大腿四頭筋というのは太ももの前にある太い筋肉です。

・大腿直筋

・中間広筋

・外側広筋

・内側広筋

の4つから構成されています。





大腿四頭筋を鍛えることによって、膝関節の痛みの緩和に繋がります。

3か月程度しっかりと大腿四頭筋の筋力を強化することによって、痛み止めを内服するくらいの効果が期待できるという報告があります。

継続は力なり！

というわけで、筋トレを継続することによって、膝の痛みの改善につながります。

ただし、無理すると痛みが悪化するため注意が必要です。

なんでも適度にやることが大事ですね（笑顔）。

やり過ぎは要注意ですよ！

「スイカの早食いしませんか？」

Suicaは使うけど、スイカはあまり好きではない整形外科医の塗山正宏でした。

【執筆】塗山正宏　医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医