膝関節71 変形性膝関節症とサプリメント

サプリメント 膝関節

おはようございます。
プロテインとマルチビタミンは定期的に飲んでいる塗山正宏です。
プロテイン男子ですから(笑顔)。



本日のテーマは、

変形性膝関節症とサプリメントについてです。



変形性膝関節症の治療については様々な方法があります。

大きく分けると、薬物療法、非薬物療法、外科的療法の3つがあります。

日本整形外科学会の変形性膝関節症の治療ガイドラインにおいて、薬物療法の項目のなかでサプリメントについて触れられていますので紹介します。

変形性膝関節症に対するサプリメント

推奨度D:推奨しない
症候性の変形性膝関節症の患者では、グルコサミンやコンドロイチン硫酸が軟骨保護作用を示す場合がある

推奨度I:エビデンスがない。あるいは複数のエビデンスがあるが結論が一様でない
グルコサミンやコンドロイチン硫酸の投与は変形性膝関節症の患者の症状を緩和させる場合がある。6 ヵ月以内に効果がみられなければ投与を中止する



まとめると、グルコサミンやコンドロイチン硫酸の内服によって軟骨保護作用が出る可能性や、膝の痛みを緩和させる可能性は低いっていうことですね。

ただし、こういったサプリメントを飲んで症状が緩和される方もいらっしゃると思いますので、試してみたい方はやってもいいかもしれません。

試してみるのは自由ですからね。

もし、痛みに効果があったらラッキーかもしれませんね。

現実としては、サプリメントはエビデンスとしては乏しいということは知っておいてください。




サプリメントを試してみたい方はどうぞ!

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ポンキッキーズ世代の整形外科医の塗山正宏でした。


【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医

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