膝関節50　人工膝関節置換術とゴルフ

おはようございます。
たまには打ちっぱなしで思いっきりスイングをしたい塗山正宏です。
しばらくゴルフはやってないですね…。

今回のテーマは、

人工膝関節置換術とゴルフについてです。

患者さんから質問される内容のひとつとして、

と質問されることがあります。

人工膝関節置換術の手術を受ける年代は、70代の方が多いのですが、まだまだ元気にゴルフをやられている方がおられるようです。

歳をとっても出来るスポーツの代表がゴルフですよね！

では、質問の答えですが、

と答えています。

ハーフスイングやアプローチ程度であれば、術後の回復状況にもよりますが、膝を捻らなければ、術後１～２か月でも可能かと思います。

しかし、思いっきりクラブをフルスイングするのであれば、術後3か月以降が安全かと思います。

もちろん回復の状況によっては、術後６か月くらいかかる可能性もあります。

術後早期に思いっきりフルスイングした場合に、膝関節がスピードつけて捻じれる可能性があり、膝を痛めてしまう場合があるため注意が必要です。

そのため、術後早期のフルスイングは控えたほうがいいでしょう。

痛い膝を治して、ゴルフを楽しみましょう！

「わいは猿や！プロゴルファー猿や！」

たまにはラウンドしてマイナスイオンを浴びたい整形外科医の塗山正宏でした。

【執筆】塗山正宏　医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医