おはようございます。
水泳はそんなに得意ではない塗山正宏です。
泳げないわけではないですよ!(^^)/
今日のテーマは、
人工股関節置換術とプールについてです。
今日もこの時間がやってまいりました。
みなさんお待ちかねの患者さんから聞かれる質問シリーズ!!
え、そんなに待ってないって?
いやいやいやいや、そんなはずは無いです!
絶対に待ってるはずなんでとりあえず先に進めますね(笑顔)。
今回の質問は、
人工股関節の手術後っていつからプールに入れますか?
この質問は割と頻度が多いですね。
みなさん、水中ウォーキングや泳いだりされてる方がそれなりに多いようですね。
スイミングは良い全身運動ですからね。
では、答えていきましょう。
人工股関節の手術後、1か月くらい経過して創部が落ち着いていれば、
プールに入っていいですよ。
はい、プールに入るためには、創部の状態が安定していることが必須です。
まだ、傷が完全に治っていない状況でプールに入ってしまった場合には、感染症を起こすリスクがあるためです。
感染症を起こしてしまうと、再手術が必要になったり、治療が難渋しますので絶対に避けなければなりません。
術後の合併症で一番怖いのは感染症ですからね。
通常は術後1か月くらい経過するとある程度は創部の状態が落ち着きますから、プールに入ってもいいということです。
自分で判断するのが難しい場合には、主治医に確認してもらうのがベストです。
術後1か月以降にプールに入ってもらってもいいのですが、初めは水中ウォーキング程度にしましょう。
クロール、背泳ぎ(バック)、平泳ぎ(ブレスト)、バタフライなど制限なく泳ぐのは股関節の状態が安定する術後3か月以降にしましょう。
水泳は全身運動で、身体にとっては非常に良い運動ですのでオススメですよ。
人工股関節の手術後、プールに入るのは術後1か月以降にしましょう。
「う~、マンボウ!」
バサロ泳法をマスターしたいという夢を見たことがある整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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