おはようございます。
平日は時間があったら筋トレをしている塗山正宏です。
健康を維持するには絶対筋トレが必要！
今回のテーマは、
変形性膝関節症とヒアルロン酸注射についてです。
今回は変形性膝関節症とヒアルロン酸注射について触れていきます。
変形性膝関節症の治療の選択肢のひとつとして、ヒアルロン酸注射があります。
どんな注射かと言うと、膝の関節のなかに直接ヒアルロン酸を注入するものです。
注入量は約2.5mlになります。
では、ヒアルロン酸にはどんな効果があるのでしょうか？？
ヒアルロン酸には、
・関節組織を被覆、保護し、潤滑機能を改善する
・変性軟骨に浸潤し、変性変化の抑制、軟骨代謝を改善させる。
・滑膜組織に浸潤し、炎症及び変性変化を抑制する。
・発痛物質の作用を抑制して、疼痛抑制作用を発揮する。
などの効果があります。
投与方法は・・・
通常ヒアルロン酸注射は1週間に1回を5週連続注射します。
はじめは5回1セットが標準的な注射スケジュールです。
その後は、膝の調子を見ながら投与間隔を調整していきます。
ヒアルロン酸注射の維持投与としては、2週間に１度になります。
ちなみに、
サプリメントのヒアルロン酸はどんなに沢山食べても、変形性膝関節症に対する効果はあまり期待出来ないでしょう・・・。（遠くを見つめる）
もちろんサプリメントを飲むのは自由ですけどね！
というわけで、ヒアルロン酸注射は変形性膝関節症に対して有効な治療方法の一つですので、膝の痛みが続いている方は、ヒアルロン酸注射を試してみてはいかがでしょうか？（笑顔）
変形性膝関節症の痛みに、ヒアルロン酸注射を試すのはあり！
「ワイは猿や！プロゴルファー猿や！」
たまに動物園に行って、動物とコミュニケーションを取ってみる整形外科医の塗山正宏でした。
【執筆】塗山正宏 医師
世田谷人工関節・脊椎クリニック
日本整形外科学会認定整形外科専門医
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